手作りのオーナメントで飾るクリスマスツリー

昔、まだ結婚前に安物のクリスマスツリーを買ったことがありました。でも特に思い入れがなく、飾ったのは一年だけで翌年は出すのが億劫になってしまい、そのまま出さずじまいになってしまった苦い思い出。

そんな経緯もあってここ数年はずっと卓上サイズのLoviのクリスマスツリーを飾っていたけれど、息子も4歳になり私自身もなんだか急に大きなクリスマスツリーが欲しくなってきて、2ヶ月ぐらいうーんと悩みに悩んで、RSグローバルトレード社のツリーを買いました。

そんな手塩にかけて選んだ（←選んだだけ）ツリーには、手塩にかけて作られたオーナメントを飾りたい。そうして選んだのが、フィンランド・Mifuko（ミフコ）の星の手作りオーナメントです。

ミフコのオーナメントは、ナイロビ郊外の小さな工房で、技術を習得した若者たちにより１つ１つ手作りされています。手仕事を感じる跡、少しいびつなカタチには手作りの温かみが溢れています。

ミフコの製品はすべてフェアトレードにより製作されています。手作りの品に心温まりながら、私たちが購入することで現地の人々や地域への支援にもつながるという、温かさがこれでもかと詰まったプロダクトなのです。

ツリー足元のバスケット：Mifuko/Kiondoサイザルバスケット(L)[革ショートハンドル]

オーナメントにはリボンが付いているのでそのまま飾ってもいいですが、今回はリボンをはずして透明なテグスに変えて飾ってみました。

クリスマスツリー自体、まるで本物のモミの木のようなリアル感がありとても気に入っているんですが、手作りのオーナメントを飾ったらそこにぬくもりがプラスされたようで、もっとお気に入りのツリーになりました。今度こそは毎年飾るのが楽しみになりそうです。

クリスマスツリーの飾り付け以外にも、枝に引っ掛けたり、窓辺に吊るしたり。星のオーナメントにお似合いの場所を見つけるのも楽しそう。

ケニアの小さな工房で作られたオーナメントの手作りの温かみをぜひ感じてください。

星のオーナメントは4種類。

星のオーナメントは、ウッドのXS・Sサイズと、ホワイトのXS・Sサイズの4種類があります。

ウッド/XS・Sサイズ

木製のオーナメントは、倒れたジャカランダの木の枝から彫られています。手彫りの跡、少しいびつなカタチに愛着が湧きます。

ホワイト/XS・Sサイズ

ホワイトセラミックのオーナメントは、地元の労働者たちが川床から集めた粘土を材料に作られています。１つ１つ手作業で形を整え、釉薬をかけ、焼成しています。

サテンリボンを結び、作り手の名前を記したタグを付ければ完成です。

オーナメントは１つ１つ違うまさに１点物。ぜひ遠く北欧とケニアに想いを馳せ、出会いを楽しんでいただければと思います。

フェアトレードへの取り組み。

2009年、北欧フィンランドから遠くケニアを訪れた「Mifuko（ミフコ）」のデザイナー、ミンナとマリ。

フェアトレード活動に力を入れる2人は、灼熱の太陽の下、農業や伝統工芸についてケニアの人々と共に語り、手編みのバスケットの製作についての話し合いを重ね、そして誕生したのが“Kiondo”（キオンド）と名付けられたバスケットです。

フェアトレードとは、開発途上国の製品を適正価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」のことです。

WFTO（世界フェアトレード機関）に加盟するミフコは、すたれつつあったアフリカの伝統手工芸技術を見事に蘇らせました。技術を磨いた職人たちは、収入を得ながら彼らの暮らすコミュニティを日々支えています。

遠いフィンランドとケニアで生まれたMifukoのプロダクト。日本にいる私たちも、Mifukoの製品を購入することで、ケニアの人々や地域への支援に参加することができます。