じわじわじわる、カワイ子ちゃんたち

サイザルバスケットでおなじみのMifuko（ミフコ）。洗練されたおしゃれなバスケットは北欧フィンランドでデザインされ、フェアトレードによりケニアで1点1点手作りされています。

そんなMifukoからバスケットが届くたび、おまけで入っていたのがこちらのオーナメント。どこかとぼけたような表情でこちらを見つめてくるオーナメントと目があうたび、「かわいいやないか、お前たち…」とボディーブローのようにじわじわと愛でていく自分がおりました。

遠くケニアの地で丁寧に製作された手作りの作品たち。ころんと手に収まるカワイ子ちゃんたちをどうぞよろしくお願いします！

いろんなところに吊り下げて～！

さて、可愛いこの子たちをどこに吊り下げましょうか！

やっぱりミフコのかごバッグとは相性ぴったり。目に入るたびホッと癒される、可愛いワンポイントに。

観葉植物にひっかけると、木に集まってきた小鳥たちみたい。ウサギもまじってますけど…。

ドアノブや窓辺に吊り下げてみたり。暮らしのあちこちに、遊び心をプラスしてくれます！

イースターの飾りにも！

もともとはイースターコレクションとして発表されたミフコのオーナメント。ころんと丸い卵みたいなカタチだから、イースターの飾りにぴったりです。

と言っても、「イースターとはなんぞや…」という方も私を含め多いはず。なのでまずはイースターについてさっくりと調べてみると、イースターとはイエス・キリストの復活を祝うお祭り（復活祭）のこと。本来は宗教的な行事だけれど、冬が長い北欧の人たちにとっては、待ちわびた春の訪れを盛大に祝うお祭り的な意味合いも強いんだそう。

イースターでよく見かける卵やウサギは、生命や復活、繁栄の象徴なんだそうです。カラフルなイースターエッグを飾ったりするイメージはなんとなくありますよね！北欧でも子供から大人までみんなで卵にカラフルな絵を描いたり、お家の中に隠してあるイースターエッグ探しをしたりして楽しみます。

イースターの日にちは春分の日以降、最初の満月から数えて最初の日曜日と定められています。2023年は4月9日（日）がイースターの日。今年のイースターは卵みたいなカワイ子ちゃんたちを飾って楽しんでみるのはいかがでしょう？

みんな違ってみんなイイ

ミフコのオーナメントは、ナイロビ郊外の小さな工房で１つ１つ手作りされています。現地の皆この仕事に誇りを持ち、楽しんで働いています！

すでに倒れているジャカランダの木の枝から手彫りしてカタチを作り、丁寧にペイントし、サテンリボンを結び、作り手の名前を記したタグを付ければ完成です。

できたオーナメントは１つ１つ違うまさに１点物。みんな違ってみんないい。ぜひ遠く北欧とケニアに想いを馳せ、出会いを楽しんでいただければと思います。

フェアトレードへの取り組み。

2009年、北欧フィンランドから遠くケニアを訪れた「Mifuko（ミフコ）」のデザイナー、ミンナとマリ。

フェアトレード活動に力を入れる2人は、灼熱の太陽の下、農業や伝統工芸についてケニアの人々と共に語り、手編みのバスケットの製作についての話し合いを重ね、そして誕生したのが“Kiondo”（キオンド）と名付けられたバスケットです。

フェアトレードとは、開発途上国の製品を適正価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」のことです。

WFTO（世界フェアトレード機関）に加盟するミフコは、すたれつつあったアフリカの伝統手工芸技術を見事に蘇らせました。技術を磨いた職人たちは、収入を得ながら彼らの暮らすコミュニティを日々支えています。

遠いフィンランドとケニアで生まれたMifukoのプロダクト。日本にいる私たちも、Mifukoの製品を購入することで、ケニアの人々や地域への支援に参加することができます。