モダンだけどやわらかな手びねりの器

スウェーデンの人気ブランド FINE LITTLE DAY（ファインリトルデイ）と陶芸作家のカイサ・クラマーのコラボレーションにより生まれた「TALL」マグカップ。

ファインリトルデイのデザイナー、エリーサベット・デュンケルの繊細な鉛筆画と、カイサが生み出すたおやかなフォルムとが融合し、モダンでありながらやわらかな印象のある魅力的な器が誕生しました。

カップの表面にはでこぼことした揺らぎがあるのですが、これは「手びねり」成型によるもの。手仕事の温かさが感じられる作品です。

カイサのアトリエはヨーテボリの郊外にあり、ファインリトルデイとは長年のよい友人なのだそう。

彼女のデザインのキーワードはシンプル、そしてサスティナブル。いつまでも愛せそうな味わいある作品をつくっています。

手びねりのハンドメイド作品ながら、釉薬を施してあるので汚れづらく使い勝手もよいのが嬉しいところ。電子レンジや食洗機も使用できます。

満水容量は340ml、8割ほど入れて270ml程度の容量があるので、コーヒーや紅茶などたっぷり飲みたい時にもおすすめ。スープカップにもちょうどよさそうです。

TALLシリーズは他にプレートやボウルが揃います。普段使いはもちろん、クリスマスなど特別な日にはセットでコーディネートするのも素敵。

箱入りでギフトにも最適です。

絶妙なバランスの美しさ。

寸胴で横から見ると正方形に近いフォルムに愛らしさがただようカップ。ほどよい厚みがあり、手びねりの揺らいだラインにぬくもりを感じます。

カップの美しさはもちろんのこと、取っ手も絶妙に良い感じ。シンプルでありながら、すこーしだけ横に伸びたようなカタチの取っ手が、カップの上目にちょこんとついています。指が2本しっかり入り、持ちやすさも◎

全体を見たときに、モダンでありながらどこかほのぼのとした印象を受けるのは、この絶妙なバランスから来ているのかも。ついつい手に取りたくなるマグカップです。

あのカップを思い出す。

このモミの木をモチーフとした線画のデザイン、以前コンフォタでもお取り扱いのあったハウスオブリュムというブランドのカップにも採用されておりました。エリーサベットがデザインを提供していたんですね。

ハウスオブリュムのカップもとても人気があったんですが、残念ながらブランドが終了してしまい。幻となっておりましたが、ここへ来てカイサとのコラボにより新たにマグカップとして復活！

カタチや質感は変わりましたが、ハウスオブリュムのカップ好きだったなあ…という方にもぜひチェックしてもらいたいなあと思います。